サンパウロは南米最大の商業・流通の一大都市です。南米のあらゆるモノがサンパウロの街に集まり、問屋街は活気にあふれ、信じられないくらいの人で溢れかえります。
サンパウロ最大の問屋街RUA 25 DE MARcO(ヴィンテ・エ・シンコ・デ・マルソ)通称「ヴィンチ・シンコ」は観光客にも人気の問屋街です。大通りはアクセサリー店が目立って多く見られ、手芸道具やアクセサリーパーツ類などを取り扱う問屋は雑居ビルに一挙集中していて、商品を手にとって一つから購入できるお店も多いです。
その他にも、家庭用品や服飾系問屋、スマホケースや店舗向けパッケージ類など種類は様々。ブラジルの国旗の入った文具やタオルなどバラマキ系のお土産を購入するには最適です。押し寄せる買い物客の中に水売りの「アグアアグアアグアアグア(水水水水)!」という叫び声や客引きが激しく、地下鉄の駅から街へ一歩踏み出すと街はまさにカオス状態です。
私は主にアクセサリーパーツや手芸店の卸問屋へよく行きます。雑居ビルの外側に取り扱いのパーツの代表商品が展示されていて、だいたいどんなお店が入っているのかは確認できますが、ビルの中に入ってみるとあまりの店の多さにびっくりします。金属系のパーツはクオリティーがあまり良くありません。天然水やビーズ類はさすが南米!というほど種類が豊富で格安で手に入ります。
注意すべきは、ヴィンチ・シンコは治安があまり良くないエリアに属します。
主にスリやひったくりが横行していて、観光客は特に狙われやすく被害も多く出ています。
荷物は最小限で両手が空くようにリュックやポシェットを使用するなど、気をつけてください。また、最寄駅のサン・ベント駅は構内が広く、入り口がいくつもありますが、「25 de Marco」の出口以外は使わないほうがいいでしょう。
スマホでの写メや歩きスマホは厳禁です!
写真は午前の段階の人の様子。人が少ない午前中に行くことをお勧めします。
RUA 25 DE MARcO
最寄駅:地下鉄Sao Bento(サン・ベント)
出口は「25 de Marco」側を利用。
通常営業時間:月~金=8:00~18:00、土=8:00~14:00
※日曜は休業店が多いです。
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