「ピミエントス」はスペインで最も頻繁に見かける野菜のひとつです。パプリカのような大きなピーマンあるいはシシトウのような見た目と味です。赤と緑のピミエントスが主流で、スーパーでは年間を通して山のように積み上げられて売られています。生、焼く、揚げる、など調理方法もたくさん。彩りもよく、さまざまなスペイン料理に使用されます。

そんな緑のピミエントスをオリーブオイルで素揚げにしたものが「ピミエントス・フリトス」。塩を少々かけていただきます。非常にシンプルですが、肉厚で味の濃いピミエントスを美味しくいただける調理法のひとつです。

肉料理や魚料理の付け合わせとしていただくこともありますし、バルではタパスとして提供されています。




また、赤と緑のピミエントスをオーブンで焼いた「ピミエントス・アサドス」も人気のタパス。こちらは焼いたピミエントスの表面の皮をむき、細切りにして、オリーブオイル、塩少々を加えてサラダとしていただきます。玉ねぎ、オリーブの実、ツナなどを加えることもあります。

ピミエントス・フリトスとピミエントス・アサドスはベジタリアンにも人気の料理です。


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