3月13日、アメリカでは2016年の夏時間がスタートしました。
日本では存在しない習慣なので、、何年アメリカに住んでも、夏時間が始まるとき、終わるとき、どちらも若干混乱してしまいます。
夏時間を英語では『Daylight Saving Time』といいます。
その名の通り、陽のある時間を有効に使おうという目的の元、作られたものです。
夏時間の始まりは時計を1時間進め、終わりには1時間戻します。
今では、携帯電話やコンピューターなど、自動的に時間を切り替えてくれるものもありずいぶんと楽になりましたが、それでも、腕時計や壁掛け時計など、自分たちで針を進めたり戻したりする時計もまだたくさん残っています。
そんな、時刻を改める際に、アメリカ人が呪文のように唱えるのが、『Spring forward, Winter back』という言葉。
『春は進めて、冬は戻して』。
誰もがぶつぶつ言いながら、針を戻したり進めたりしています。
夏時間の始まりは、日曜日の午前2時になった瞬間です。
1時間進んで、午前3時となります。
たかが1時間と侮ってはいけません。
このたった1時間で、軽い時差ボケ状態になる人も多いのです。
1時間損をした、と言われる夏時間、今年の終わりは、11月6日です。
この時はWinter back。寝る前に時計の針を1時間戻して、ちょっと得した気分を味わって下さい。
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