インドでよく見るもののひとつにコレがあります。
お店の軒先や、お家の玄関、オートリクシャーのバンパーなどによく下がっています。これ、何だと思いますか?
実は魔除けのお守りです。名前は「ニンブー ミルチ」といいます。
ニンブー=レモン
ミルチ=唐辛子
直球ですね笑。
7本の青唐辛子と1個のレモンで構成されていて、このニンブーミルチが「悪い気」「邪気」を吸ってくれると言われています。毎週土曜日に新しいものと取り替えるんですが、ゴミ箱ではなく、路上にポーイと捨てる事が多い。邪気を室内に入れたくないからなんでしょうか?
で、この道に捨てられたニンブーミルチ。決して踏んではいけません。踏んだ人に「悪い気」が移ってしまうから、だそうです。
インドレモンは小ぶりでまん丸です。どうも、レモンとかライムとかの原種に近いらしく、日本語訳では両方の翻訳が見られます。
もうすぐ夏です。これをキュっと絞ったニンブーソーダの季節がやってきます。
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