スペイン南部アンダルシア州に位置するカディスという街は、小さい街ながらも広いビーチが広がり、夏にはスペイン国内外から大勢の人が海水浴を楽しむために訪れます。

そのカディスのビーチ沿いの道を散歩しているときに、おもしろいものを発見しました。

広いビーチの片隅に造られた砂のアート。砂から飛び出すワニです。おそらくスプレー缶で色付けされているのでしょう、深い緑色をしていました。

大きなワニを通り過ぎてしばらく歩くと、今度は砂でできたイルカの親子を発見しました。こちらは色付けされていませんが、背びれなどはどのようにして固定しているのでしょうか。おそらくスプレー糊のようなものがあるのだと思います。




どちらもかなりの大きさがあります。作品の近くには造った人が座っており、通りすがりの人々が足を止めて砂のアートを楽しんでいます。どちらも、お金を投げ入れる場所があり、アートを楽しんだ通行人は好きな額だけコインを投げ入れていました。

カディスの街では夏になると、さまざまなストリートパフォーマーがビーチ沿いの通りを賑わせていますが、砂のアートもカディスの夏の風物詩。クオリティの高い砂の彫刻を大人も子どもも楽しんでいます。


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