アメリカのジャムは種類がとても豊富です。シトラス系のマーマレードにベリー系のジャムなど、スーパーのジャム売り場にはびっくりするくらいの数が並びます。でも、中には聞き慣れないものも…。
わたしが一番驚いたものはその名も「ホットペッパージャム」! 文字通り、唐辛子のジャムなんです!
唐辛子のジャムなんてどうやって食べるの?と思うかもしれませんね。私も最初はそうでした。味は、甘くて、辛くて、ちょっと酸味が感じられます。それもそのはず、材料にはフードプロセッサーにかけた大量の唐辛子(レッドペッパーにハラペーニョやハバネロなど)、砂糖、酢が使われ、これを少し煮た後でペクチンを入れて固めます。
作り方は本当に普通のジャムと一緒です。でも、この甘辛いジャムはクリームチーズを塗ったクラッカーに載せて食べるととってもおいしいんです!
辛いものが好きな人にはたまりません!
このホットペッパージャム、はっきりとした起源は定かではありませんが、中東で作られ始めたジャムがヨーロッパに渡り、アメリカのニューイングランド地方にたどり着いた植民者たちが持ち込んだと言われています。
辛いジャムなんて日本人には抵抗があるかもしれませんが、一度食べるとクセになります。大手スーパーのトレーダージョーズなどにも自社ブランドのペッパージャムがあります。見かけたら、ぜひ手に取ってみてください!
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