メキシコのお酒というとテキーラが有名すぎて、そのほかのお酒はなかなか出てこないかもしれません。
でも、実はワインの産地でもあるのです。

メキシコでワインの生産が盛んな場所は北西部、アメリカに面しているバハ・カリフォルニア地方で、国内生産量の80%を誇っています。
このうち30%が日本に輸出されており、実は日本でも多く販売されています。

メキシコワインの歴史は古く1574年に、スペイン移民によってスタートし、スペインの地中海性気候に似ているバハ・カリフォルニア地方は、質の良いブドウが採れることから高品質なワインが誕生しました。
これらが本国のスペインに輸出されるようになるとスペインのワインが売れなくなり当時の国王フェリペ2世がブドウの栽培を禁止したほどです。
「ラセット」や「カーサ・マデロ」のように世界的に名の知られているワイナリーも多く、バハ・カリフォルニアを訪れるのであればぜひ行ってほしい場所でもあります。


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