カトリック信者が8割を占めているメキシコでは、クリスマスは一大イベントになります。
12月ともなると街はイルミネーションが輝き、おもちゃを取り扱っているお店では、クリスマス商戦が始まります。
そんな、メキシコのクリスマスで重要な言葉に「ポサーダ」があります。
日本では聞きなれない言葉ですが、どんな意味があるのでしょうか。
ポサーダとは、キリストの両親が出産場所を見つけるために旅に出ていた期間でクリスマス前の9日間を意味します。
この期間に大人はキリストの誕生を祝う宴会、子どもたちはピニャータと呼ばれるお菓子の入ったくすだま割りをします。
この時期になるとポンチェ(Ponche)というフルーツを砂糖や香辛料で煮込んだ飲み物も登場します。
クリスマス当日だけでなく、それまでの期間も面白いのがメキシコのクリスマスになっています。
今年は、新型コロナウイルスの影響で、一部ではポサーダなどの集会が禁止されているエリアも発生しています。
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