チーズタッカルビやチーズラーメンなど、韓国料理においてチーズは欠かせない存在であり、韓国料理とチーズは深い関係であると思っている人も多いのではないでしょうか。
実は、意外かもしれませんが、韓国とチーズの歴史は非常に浅く、韓国でチーズの生産が行われるようになったのは朝鮮戦争以降の1960年代後半に入ってからになります。
日本では江戸時代の後半から始まったことと比較すると大きな差があります。
全羅北道任実郡に赴任していたベルギー人神父がやぎの乳からチーズ作りを始めたのが起源といわれています。
現在は、その場所が広大なテーマパークとなっており、現地で生産されたチーズを楽しむことも可能です。
そんな歴史の浅さを象徴するように韓国のお年寄り世代では、チーズを食べたことがない、または、独特の臭いが苦手と答える人も多くいます。
若い人の間ではチーズはポピュラーな素材であり、チーズを使うことは当たり前ととらえている人も多いのですが、歳によって意識の差が大きいのが実際です。
任実チーズ・テーマパーク
http://www.cheesepark.kr/
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