ロンドン市内を歩いていると、真っ黒の二階建てバスを見ることがあるかもしれません。
車体をよく見るとそこには「ghost tour (ゴースト・ツアー)」の文字が。




イギリスでは、昔から、ゴースト(おばけ)がいると信じている人が多く、今でも各地にゴーストの逸話が残っています。
歴史のある建物にはたいていゴーストにまつわる話が一つや二つあり、例えば、500年の歴史のある昔の王宮サマーセット・ハウスの地下墓地にも昔の王様のゴーストが現れるそうです。

中世のお城は特に甲冑を着たゴーストが現れそうですよね。




ロンドンで人気のウォーキング・ツアーでも、こうしたゴーストが現れる場所に連れて行かれることがあります。
ロンドン市内では、夜間にもツアー客がロンドン市内を歩いているところによく出会いますが、その多くが、昔殺人事件があった場所や殺人鬼が潜んでいた場所、ゴーストが出る場所を周回しています。
その観光スポットの一つが、有名な連続殺人犯である、ジョニー・ディップ主演で映画化された「切り裂きジャック(映画名は『フロム・ヘム』)」の殺人現場です。




ロンドン以外でも、たいていの都市にはウォーキングで周るゴースト・ツアーがあるため、参加してみても面白いかもしれません。
多くのツアーが19時半や20時から開始なので、朝は美術館・博物館、夜はゴースト・ツアーでがっつりロンドンを楽しむのもおすすめです。


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