ロンドンは今や多民族のるつぼですが、キリスト教が長く力を持っていたことから、街の至る所に教会があります。ウエストミンスター大聖堂、セントポール大聖堂やテンプル教会など、一部の教会は有料ですが、地元の人は、登録をすると市民カードが無料でもらえるため、そのカードを持っていると、有料の施設も無料で入れることがあります。基本的に教会は地元の人々の信仰の場であることから、ほとんどの教会は無料で拝観が可能です。
面白いことに、教会は日本の集会場に似た役割も果たしています。
地元の人たちが集まって、お祈りの後にちょっとした食事会をして交流を深めたり、所属のコーラス部があるところも多いです。
写真はイースターのイベントで、お菓子と飲み物が無料で配布され、音楽を楽しむことができました。
さらに、一部の教会は保育所の役割も果たしており、平日はセキュリティー上の問題で一般人は中に入ることはできません。
日本語のガイドブックでは、そのような教会は掲載されていないので、心配いりませんが、こちらで販売されているガイドブックを購入した場合は平日解放されていない教会も掲載されているため注意が必要です。
そのような教会も、土日はお祈りのために一般に開放しています。
さらに、ほとんどの教会はコンサート会場にもなります。
ほぼ毎週のようにパイプオルガン、オーケストラ、コーラスといったイベントがあり、そのほとんどがオンラインで情報を確認できます。
夕方に開催されることが多いので、昼間の観光で疲れたら、少し教会でゆっくり音楽を楽しむのもおすすめです。
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