ご存知の方もいらっしゃると思いますが、スペインは缶詰の種類が豊富です。
データに寄っては世界一と言われる事もあります。この缶詰、保存が利く事、開けてすぐに簡単に異国の味が味わえる事、缶は壊れにくい事、そして、価格がピンからキリまであり、安い物はばらまき様のお土産としても便利です。

スーパーの缶詰コーナーに行くと、ずらっと缶詰が並んでいます。この中から代表的な物をいくつかご紹介します。

Mejillines:ムール貝です。様々な味付けがあり、味はパッケージの絵で簡単に想像できます。

Berberechos:日本名はザル貝。スペインでは人気のある貝で、ムール貝より少し高価です。

Navajas:マテ貝。日本でも食されますが、見た目が少しグロテスクなので、初めての方はビックリされるかもしれませんが、とてもおいしい貝です。

Calamares:イカ。味付けは様々で、これもパッケージで想像できますが、お勧めはCalamar en su tinta(イカの墨煮)です。日本人の口によく合う味です。






Pulpo:スペインは日本同様、数少ないタコを食べる習慣のある国です。タコの缶詰はイメージするよりだいぶ柔らかいかもしれません。

Huevas:魚卵。明太子を圧縮した様な、日本では見かけない珍しい缶詰です。

Callos:モツ煮込みの缶詰です。カタルーニャ地方の料理ではありませんが、他の地方でよく食べられるため、スーパーでもよく見かけます。

Alcachofa:アーティチョークの芯の部分。ホールタイプとカットタイプがあります。オリーブを乗せてマヨネーズをかけて爪楊枝で固定すれば、スペインの家庭ならではのおつまみの完成です。

缶詰はパッケージである程度中がわかるので、買いやすいお土産だと思うのですが、稀に、缶にペイントがない物や、ふたが缶ではないものがあります。

ばらしてしまうと、何の缶詰か分らなくなったり、缶がふたではない物は、傷がつくと汁が漏れるので気をつけて下さい。

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