港町バルセロナは海鮮が美味しい事でも有名です。日本では目にしにくい海鮮を食べる事ができます。今回はスペインでよく食べられる美味しい貝を紹介します。

■ムール貝
日本ではなかなかスーパー等ではお目にかかる事のできないムール貝は、スペイン語ではmejillon(メヒジョン)と呼ばれ、スーパーでは1kgで2ユーロ程度で購入できるお手軽な食材です。レストラン等ではワイン蒸しやトマトソースに込みで食べる事ができます。

■マテ貝
スペイン語では、navaja(ナバハ)。日本でも一部地域では食べられる食材です。Navajaは折りたたみ式のナイフという意味もあるのですが、マテ貝の姿による物と思われます。見た目が少しグロテスクで敬遠される方もいらっしゃるようですが、濃厚なうまみがあり、貝好きの方にはぜひお勧めです。

■ザルガイ
スペイン語ではberberecho(ベルベレーチョ)。これは日本ではほとんど口にされる事はないのではないでしょうか。スペインでもやや高価な貝になります。ワイン蒸しやバター焼きが絶品です。

以上、レストラン等で食べる事ができます。また、スーパーで缶詰を購入できます。

最後にご紹介したいのが、「percebe(ペルセベ)」。日本語では「カメノテ」と呼ばれ、日本でも海岸の岩の割れ目に生息しています。食べられる部分はほんの少ししかないのですが、濃厚なエビと貝を会わせた様な味です。

とても高価なので、海鮮専門のレストランでもなかなか目にする事はできません。これは缶詰では売られていませんので、興味があればぜひレストランでご賞味下さい。

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