マレーシア人は、子どもから大人まで、男女問わず甘いお菓子が大好きです。
一緒に食事に行っても、まずは…とデザートから注文します。
職場によっては、午前と午後におやつタイムがあるほどです。
ローカルのお菓子はKuih(クエ)とよばれていて、たくさん種類があるので迷いますが、今回は日本の和菓子のようなクエをご紹介します。
このクエは、米粉やタピオカ、ココナッツ、ココナッツミルク、黒砂糖やパンダンから作られた色鮮やかな生菓子です。
パンダンは、熱帯地域で育つタケノコ科の植物で、独特の甘い香りから東洋のバニラともよばれ、緑の着色にも使われます。
パッと見た瞬間に「エッ!」と引いてしまいそうですが、植物の葉や花びらなど天然素材を使って色付けされているので安心して食べられます。
スーパーから専門店までどこにでも売っています。
種類もとても豊富で、なかなか全種類制覇とはいきません。
ひとつひとつのサイズはとても小さく、たとえ食べたことのないものでも、気軽にチャレンジできます。
生菓子なため、賞味期限は1日ほどなので買ったらすぐ食べるのがおすすめです。
中には塩気の効いた甘くないものもあり、本当に奥が深いお菓子です。
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