ロンドンの中心ウェストミンスターにあり、国会議事堂のすぐ横に位置する時計塔ビッグ・ベンは、ロンドンの象徴として最も有名なシンボルと言っても過言ではありません。
本来は1時間おきにボーンボーンと荘厳な鐘の音を響かせる歴史ある時計塔なのですが、2017年から修繕工事が行われています。周囲が足場で覆われていてその姿を見る事ができませんし、鐘も修理の為に外されています。
文字盤や時計の針は一度解体され、ビクトリア朝時代の本来の色での塗装が施されて修復される予定です。今回の修繕工事は1859年にビッグ・ベンが初めて鐘の音を響かせてから、歴史上で最長の休止期間となっています。なんと8000万ポンド(120億円)もの費用がかかっているのだとか。
この工事は当初の予定では2021年に終了予定でしたが、残念ながらパンデミックの影響で遅れています。それでも2022年には終了する見込みで、2022年の夏には周囲の足場が解体される予定です。ビッグ・ベンが再びロンドンの中心にそびえ立つシンボルとして、多くの人に愛される事も近いようですね。
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