「インフェルノ」はダン・ブラウンの人気推理小説で「ダ・ヴィンチ・コード」の続編として出版され、2016年には映画化もされました。
物語はフィレンツェから始まり、ヴェネツィアを経て最後はトルコのインスタンブールで結末となります。今回は物語の半分ほどを占めるフィレンツェのシーンの舞台を紹介したいと思います。
<バディア・フィオレンティーナ教会>
天才生化学者ベルトラン・ゾブリストがこの教会の塔の上から身を投げるシーンから物語は始まります。
<ヴェッキオ宮殿>
ヴェッキオ宮殿の五百人広間に展示されているとても大きな絵画「マルチャーノの戦い」です。作中で主人公ラングドンはこの絵画の上方に描かれている緑の旗に“CERCA TROVA”(探せよ、さらば見つかる)と書かれているのを見つけ、それをヒントに謎を解いていきますが、とても肉眼では見えませんでした。
世界中の地図が集められているヴェッキオ宮殿の地図の間です。
実はアルメニアの地図が隠し扉になっていて、そこからラングドン達が脱出するシーンがあります。実際にもアルメニアの地図は裏に通じる扉になっているようで、時折スタッフさんが隠し扉から出入りしていて驚きました。
作中で大きな鍵を握るダンテ・アリギエーリのデスマスクです。作中ではヴェッキオ宮殿から盗まれてサン・ジョバンニ洗礼堂で見つかるダンテのデスマスクですが、普段はヴェッキオ宮殿にて展示されています。
<サン・ジョバンニ洗礼堂>
ダンテのマスクが隠されていた場所です。そこで発見されたマスクには更なる謎のメッセージが刻まれていて、ラングドン一行はその謎を解く為にヴェネツィアへと趣きます。
そして最後に忘れてはいけないのが、ラングドン教授オススメのカフェ、リヴォワールです。ヴェッキオ宮殿の目の前にあります。彼はこのカフェでエスプレッソを飲むと言っていましたが、ココアで有名なお店です。
フィレンツェの中でも小説の舞台となっている観光名所を紹介しました。小説や映画の舞台、ロケ地などを巡る観光も楽しいのでオススメです。
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