「これはなんぞや?」と思われたかたがほとんどのはず。そして、女性は「まさか『女のこの日のアレ』じゃ…」と思ったかもしれませんが、安心してください。
「アレ」ではありません。

これ、アメリカでパック入りの肉や魚を購入すると肉の下に必ずと言ってよいほどこのスポンジのようなものが敷いてあります。おそらく血肉や肉の水分をある程度吸い取ったりするためのものなのですが、役に立っているかどうかは不明です。しかし、こんなアメリカではよく見かけるアイテムに欠けているものがあります。






そう、それはスペイン語です。カリフォルニアの公用語は英語ですが、公用語を英語にしたのはカリフォルニア政府がスペイン語に侵食されると思ったから。しかし、スペイン語を聞かない日なんてないほどカリフォルニアではスペイン語はマストともいえる言語です。それなのにこの「スポンジ」には英語表記や日本語、韓国語、中国語はあってもスペイン語がありません。これはかなり珍しいこと。買った商品がいわゆるサムギョプサルだったからかもしれませんが、それであればちゃんと商品ごとの購入人種層を見ている店だなと感心します。

カリフォルニアでは「よくあるもの」でありながら「珍しいこと」が起こっていた肉パックでした。


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