イギリスは雨になることが多く、晴れると皆が春を迎えた動物のように外へ出てきて日光浴をします。
裏庭がある家ではおじいさんが読書をし、私が通っていた大学の寮では椅子を出して寮の前で生徒たちがたむろし、寮のハウスキーパーは同僚に「今日は何の日かわかる?…晴れなのよ!」とはしゃいでいました。
この写真はエディンバラ大学の敷地内です。
冬でも青々とした芝生の上に、晴れた日には生徒が集まります。
天気が悪いとこの写真が嘘のように誰もいなくなるから不思議です。
それくらい、貴重な日光を逃すまいとするイギリス人なのです。
その行動が可愛くて仕方がありません。
日本では晴れたら外へ出るという習慣がないからこそ文化の違いとしてとても面白いなと感じられます。
特に冬には午後3時くらいには暗くなり始めるので、日光浴は彼らにとってとても大事な習慣なのでしょう。
晴れをこれほどまでに素直に喜べるのはイギリス人くらいではないでしょうか。
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