2016年6月、ニュージーランドの南島、オタゴ地方にあるKaitangata(カイタンガタ)という小さな町は、一夜にして世界中で注目されることになりました。
ウェストコーストの海とクルーサ川が横たわる町、のどかなファームと田舎暮らしに憧れる人には持ってこいの場所です。
人口は800人で過疎化が進む中、カイタンガタは町に移住してくる人たちにNZ$230,000(日本円にして1700万)で土地と新築の家を提供するという、ニュージーランドドリームパッケージを発表しました。
カイタンガタには1000以上の仕事があるのに、人がいない!という状況なのだとか。
これが、国際的なニュースで取り上げられたことから、世界中から何千通もの問い合わせメールが殺到し、カイタンガタの町は一夜にして、ニュージーランドドリームを越えてワールドドリームの町になりました。
数日のうちに、新築パッケージには続々と買い手が名乗りあげ、カイタンガタ市のプロジェクトチームも対応に追われているようです。
このプロジェクトは、あくまでもニュージーランド在住者へ向けたもので、まさか世界中からこんなにも反響があるとは思っていなかったようです。
現在、オークランドでは家の平均価格がNZ$931,000(約6700万円)と、一般家族が住宅を購入することが不可能になってきているため、このニュースはもちろんニュージーランドでも話題の的。
今後カイタンガタへの移住者が増えて、町が活性化していくのが楽しみです!
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