多民族国家マレーシアのホントのハラル事情【マレーシア】

マレーシアはだいたい60％くらいがイスラム教徒といわれているくらいイスラム教徒が多い国です。ただし信教の自由が保障されているため、キリスト教やヒンドゥー教、仏教もあり実に様々な宗教文化が一つの国に存在しています。

ではイスラム教徒が多い国、マレーシアでは「お酒」はどのように扱われているのでしょうか？実は、イスラム教徒が多い国といっても、様々な宗教文化があるため、お酒自体は普通に手に入れることができます。

例えばコンビニ、スーパーなどでもたいてい奥の冷蔵庫にあり、実際のところ、ハラルといわれる宗教的に禁止のものを売っていたとしてもイスラム教徒のマレー人がレジで働いていることもあります。街にはバーもあります。






ただし、豚は売っているところと売っていないところがあり、売っているところは、レジを他の商品と分けていたり、中華系マレーシア人が営業しているスーパーは分けていないところもあり、その事情は様々で一言では言い表せません。

様々な環境が入り混じっているという意味では日本人含め外国人にとっては比較的住みやすい国といえるでしょう。