スコットランドといえばキルトを思い浮かべる方も多いでしょう。
ですが、このキルトの下は何も履いていないということは知られていないかもしれません。
風に吹かれてスカートがひるがえってしまわないよう、スカートの前にはスポーランと呼ばれる入れ物があり、これがスカート止めになっています。
冬でも温かい構造になっているのは機能性が高いことを表しています。

ところがこの伝統衣装、下に何も履いていないことはちょっぴりネタになっています。
このことを知らない外国人旅行者をからかったり、写真のようなマグカップがお土産屋さんに並んでいたりします。

また、キルトはスカートの形をとっていますから、キルトを履いている男性はトイレマークに迷ってしまうなんてジョークもあります。
トイレマークはイギリスでも女性はスカートを履いているようなシルエットだからです。
伝統であっても自分たちでそれをいじれる心の豊かさも持ち合わせているのがスコットランドらしいです。


Copyright(C) wowneta.jp