日本でも映画が流行ったり、劇団四季が上演をしているので有名な作品ですが、元は1909年に発表されたフランスの小説家ガストン・ルルーの怪奇小説をロンドンウエストエンドで有名な作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーがミュージカル化した作品です。1986年の初演以来35年間も上演が続けられていて記録的なロングラン上演となっています。現在では世界中で19の言語に翻訳されて上演されているこの「オペラ座の怪人」を、本場ロンドンのハーマジェスティ劇場で観劇しました。
何といっても劇場自体の装飾が美しいのが魅力的です。「オペラ座の怪人」は舞台がパリのオペラ座という劇場で、作中でも劇を演じるシーンや、怪人が観劇をするボックス席の大道具が登場します。その装飾もこの本場であるハーマジェスティ劇場に合わせて作られているので、作中の世界観の延長線上のように感じられ、より一層作品の世界観に没入する事ができます。
ストーリーの目玉でもあるシャンデリアも精巧な作りで、劇場の装飾によく馴染んでいます。
開演前にはテラス付きのバーでドリンクを楽しむ事ができ、そのままドリンクを座席に持ち込んで飲みながら観劇する事が可能です。
劇場を入ってすぐにお土産屋さんがありますが、公演後は込み合うので早めに入場して購入しておくのがオススメです。
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