マレーシアは州ごとに「国家回復計画」に基づいて段階的にコロナによる活動の制限規制を緩和しています。
6月1日から第1段階の完全都市封鎖下にあった「クランバレー」と呼ばれる、首都クアラルンプール及びその周辺経済圏でも、9月10日より、感染者数が徐々に減りつつあることと、ワクチン接種者が90%を超えたのもあって第2段階へ移行となりました。
これでクランバレー内の移動や、映画館や美容院などを含む、殆どの業種で通常通りの営業再開となりました。

ワクチンを2回接種すると、自分のMySejahtera(コロナ対策アプリ)内にワクチン接種完了証明書が発行されます。
アプリを開けると、自分がワクチンを2回接種し、その後2週間経っているかどうかが、すぐわかるようになっています。
ワクチンを接種した人は、レストランでの食事や屋内外のスポーツ、ランカウイ島への旅行など、コロナが広がる前の生活に近い活動が可能となっています。

ワクチン接種完了証明は、お店やレストランに入る前警備員に必ず見せます。
そうしないと中に入れてもらえません。
最近では生活必需品を販売するスーパーまでもが、このデジタル証明を確認するようになりました。
今後は、どこに行くにもこのデジタル証明が必須となっていくのでしょう。
逆に言うと、ワクチンを接種しなければどこにも行けなくなる・何もできなくなる、そんな気がします。


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