オーストラリアには、カラスのようによく見かける鳥がいます。
その名は「マグパイ」と言い、白と黒の模様が特徴的です。
ですが、マグパイは春先に「マグパイアタック」と言い、人を襲うことがある危険な一面も持つ鳥でもあります。
今回はそんなマグパイについて紹介します。
1.白と黒の鳥・マグパイ
カササギフエガラス、通称マグパイ(Magpie)はオーストラリアでよく見かけられる鳥です。
白と黒の模様が特徴的で、都市部でもよく見かけます。
カラスと鳩の間くらいの大きさです。
2.春先の「マグパイアタック」に注意
マグパイは、春に繁殖の季節を迎えます。
繁殖のシーズンは、メスのマグパイは自分のヒナを守ろうと殺気だっており、中には人を攻撃するマグパイもいます。
ただ、全てのマグパイがマグパイアタックをするわけではありません。
個体によって攻撃性の高いものがおり、その個体は自分の縄張りに人が入ってくるとマグパイアタックをすると言われています。
特にマグパイは黒に反応すると言われているので、黒の服を着ないでおくことや、髪の毛が黒い人は帽子をかぶるなど、特にこの時期は気を付けておいた方が良いです。
毎年春には、オーストラリアでマグパイに襲われた人が失明する、自転車に乗っているときに襲われ道路に飛び出してしまい事故に遭う、赤ちゃんを抱っこしていたお母さんがアタックされ転倒事故を起こす、などのニュースが入ってきます。
3.「マグパイアラート」で確認を
オーストラリアには「Magpie Alert」というマグパイが人を襲った場所一覧をマップに記しているサイトがあります。
これを見ることで、攻撃性の高いマグパイがどのあたりに生息しているかが分かります。
春は、定期的にマグパイアラートをチェックしていると、安心でしょう。
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