ロンドンの象徴と言えばビッグベンですね。
時計台のことをそう言います。
一説によれば、この時計塔の制作に携わったベンさんという方がとても大きかったから、ビッグベンと呼ばれるようになったと言います。

こちらの時計塔は最近まで大規模な工事をしていますが、それが終わって元の姿を取り戻し、大きな古い鐘も正常になるようになりました。

ビッグベンの音は戦時中にラジオでも流れていて、その音が聞こえるとまだロンドンは大丈夫なのだと多くの国民が胸をなでおろしたそうです。
このような話が戦争を体験した人達から聞けるのも、もう何年もないかもしれません。

そして、この鐘の音色は皆さんもよく知っているあの学校のチャイム、「キーンコーンカーンコーン」です。
あの音は実はイギリスのビッグベンを真似たものでした。
知らないだけで、こんな身近なところにもイギリスの文化が日本に入ってきていると思うととても面白いものです。
日本人の誰もが知っている音ですからね。


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