欧州は夏時間を採用しているので、スペインも3月最終日曜日から10月最終日曜日までが夏時間となります。写真のように時計が1時間早まるのです。ですから日本との時差が冬時間だと8時間あったところ、夏時間では7時間の時差になるということです。
日本も何度か検討されたようですが、スペインでもいろいろ意見を聞いてみると、夏時間にしているメリットは感じられないという人が多いです。
それでなくてもヨーロッパは陽が長いですから、こちらの写真、夏の午後9時(冬時間の8時)はこんなに明るいのです。長年住んでいても日本から来た人間はなかなかこの明るさに慣れないといいます。
基本的に人間は体内時計を持っているので、この夏時間の世界時計の調整で実際には体内時計が狂ってしまう可能性があります。そして起床時間も食事時間も就寝時間もやっと慣れた頃に冬時間の始まり、おかしなものです。
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