ネパールの代表的スナックとして王道を行くのがモモ。
ネパール風餃子というとイメージしやすいでしょうか?
ただ、味付けは完全にマサラ(カレースパイス)味の蒸し餃子、つけるタレも唐辛子の効いた辛いものです。
ネパール人の午後のおやつの定番中の定番で、モモだけを売るモモ屋はあちこちにあります。

その中でもカトマンズ一のモモ屋がニューエベレストモモセンターです。
ネパールのモモには2種類あり、一つは、チベットスタイルで私たちが日本で食べている餃子の形に近いもの、もう一つがネパールスタイルの丸い形のもの。
ニューエベレストモモセンターのモモは、丸いネワールスタイルのものです。




こちらの店では、メニューはモモのみ。
店に入ってまず、食券を購入するシステムです。
見ていると、ひっきりなしにネパール人が入れ替わり立ち替わりやってきます。
わざわざバイクでやってくる人もいるくらいです。
そして店の前には、直径一メートル以上はあると思われる2段重ねのモモ蒸し器が置かれ、中にはぎっしりとモモが並べられています。
モモを包むスタッフだけで常時3〜4人はいますから、1日に一体何個売れるのでしょう?
こんなにも大繁盛のニューエレベレストモモセンターですが、ここのモモの人気の秘密はそのタレにあります。

モモのタレといえば、トマトをベースに唐辛子やコリアンダーの葉で風味をつけたものが一般的なのですが、こちらはタレというよりはスープのようにさらさらで、ぴりりと辛いゴマ味です。
そのゴマ味スープダレが大人気で、たっぷり皿にいれられ、しかもこのタレは、お代わり自由なんです。
ネパール人はこの辛いスープダレをモモにからめながら、もれなくタレをお代わりして食しています。
店はタメルからすぐ近く。
タメルのホテルの人に聞けば、誰でも知っているお店です。
ローカルフードを味わってみたい方にはおすすめ。
地元のネパール人に混じって、アツアツのモモを味わってみませんか?


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