2016年3月15日から運行が開始したセブパソフィックのグアム‐マニラ間は同路線における初のLCC(格安航空)です。
マニラ発早朝3時45分(火木土日)、グアム着10時15分。
グアム発午後12時30分(火木土日)、マニラ着14時55分です。
使用機材はエアバスA320機型、座席数は180席です。
年間通常運賃は7203ペソ(約1万7500円)と非常に魅力的な価格です。

世界中にフィリピン人の海外労働者がいるといわれていますが、グアム‐マニラ間の就航もグアムで働くフィリピン人の集客を見込み念願かなって就航が決まりました。

しかしLCCを利用するうえでいくつか注意点があります。

※予約はインターネットのみ
LCCはいかにコストを減らすかが重要なので基本的に、日本にはセブパシフィックの窓口がありません。
フィリピンには窓口と電話対応がありますが、もちろん英語とタガログ語ふだけです。

※遅れの保障が一切ない
ほとんどのLCCでは飛行機の遅れで、乗り継ぎの便に乗り遅れても一切対応はありません。
運輸契約でもセブパシフィック航空には責任はないと書かれています。

※手厚いサービスはない
コストを下げるために、機内預け荷物は有料だし、エンターテイメント、毛布などのサービスは一切ありません。

LCCを利用するには多少たりともリスクがあるということを忘れてはいけません。
通常の航空会社よりも発着が遅れることがあるので、それを見込んで予定を立て余裕のあるスケジュールにすればいいです。


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