毎年一応は観に行く小学校の運動会ですが、日本の運動会のように事前に練習を頑張ったり準備を念入りに進めたりということもありませんし、週末にわざわざやることもありません。
普通に平日に行うので保護者は有給休暇をとらなければなりません。
低学年は午前中、高学年は午後から、とわけてやる学校も多いようです。
特に入場行進の音楽もなく、ぞろぞろ歩いて出てくるだけのオープニングです。
運動場が芝生なのが日本の運動場と違うところでしょうか。
保護者達もフィールドの真ん中の空いたところに適当に敷物を敷いたり椅子を置いたりしますが、朝早く行って場所取りをする必要はありません。
ランチタイムは外で一緒に食べますが、特にいつものメニューと変わったところはなく、運動会だからと日本のように豪華なお弁当を用意する必要はありません。
競技も事前に練習していないようでその場でやり方を説明しながら進めていくのでとにかく待ち時間が長くなります。
どこも夏休み前が運動会シーズンですが、このころが唯一雨の確立が少なく、気温も20度前後と過ごしやすいからです。
中学(セカンダリースクール)、高校(カレッジ)になるとほとんど保護者が観に行くことはありません。
日本の学校の運動会を経験しているとイギリスの運動会のゆったり感は、楽ではありますが、ちょっと物足りないと感じるものです。
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