ハンガリーはヨーロッパの一部でありながら、民族的にはアジアの血を引いており、現在は混血が進んでいるものの、西ヨーロッパとは異なった風貌を感じます。また、歴史や文化においても、我々が想像するヨーロッパの雰囲気とは一線を画す、異国情緒溢れる魅力を放っています。
ハンガリーの首都ブタペストは、ハンガリーの北中央に位置し、街の中央を走るドナウ川の河岸と街並みは世界遺産に登録され、日本人観光客にも人気です。
ブタペストは、もともと3つの独立した街で築かれており、ローマ時代の遺産が残る「オーブタ」、王宮の街として栄えたドナウ川西岸の部「ブタ」、商業の街としえて栄えたドナウ川東岸の「ペスト」が、1849年に合併してできた街です。第二次世界大戦による打撃を受けたものの、街は徐々に修復されて美しい街並みが戻り、現在は観光地として不動の人気を誇ります。
ドナウ川には最初に建設されたくさり橋を含む、美しい橋で東西河岸が結ばれており、橋のたもとや丘の上から見た美しい景色は「ドナウの真珠」とも表現されます。
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