日本からハンガリーの直行便はないため、オーストリアやドイツなど近隣の国を経由する必要があります。首都ブタペストには、リスト・フェレンツ国際空港があり、主にこの空港が使用されます。

空港から市内へは市バスが安くて便利です。市バスは、地下鉄M3の終点駅に到着するので、中心街へは地下鉄に乗り換えます。空港の到着ゲートを出てすぐのところに、バス案内所があり、そこでバス・地下鉄・メトロなどの使用の仕方や路線図が完結にまとめられた冊子が置いてあるため、その冊子をぜひ手に入れましょう。






市内の公共交通機関は、市バス・トラム・地下鉄・登山鉄道があり、これらは同じチケットで乗車が可能です。1回乗車券は60分有効、乗り継ぎ券は90分有効、その他、24・72時間券などがあり、72時間券までは券売機で購入が可能です。

改札はありませんが、頻繁に係員が乗車券チェックのために巡回しており、有効なチケットを持っていない場合は罰金(4000〜8000円ほど)が課せられます。最近、1週間に3回巡回の係員にチェックを受け、無賃乗車をしているため罰金支払いを命じられている人に3回遭遇しました。

特に、お金を確実に払ってくれる旅行者は狙われるため、有効なチケットを持っているように注意しましょう。その点、施設が割引になり、公共交通機関が乗り放題のブタペスト・カードは便利です。






ブタペストから近郊に行くにはHEV(ヘーブ)という郊外列車が便利です。チケットは駅窓口か、車内でも購入が可能です。英語が話せないスタッフも多いため、駅名および往復か片道かを書いた紙を見せると確実です。

市バスは多数の路線があるため、全てを使いこなすのは困難ですが、王宮の近くまで行く路線、鍾乳洞まで行く路線などは、観光場所の近くにバス停があるので非常に便利です。

Copyright(C) wowneta.jp