マレーシアの人達が「ないと困る!生活に必須」と言うお食事処が「Nasi Kandar」です。
「Nasi(ナシ)=ごはん」「Kandar(カンダール)=肩に担ぐ」という意味で、昔、南インド系イスラムの人達がごはんやカレーなどを入れた天秤棒を担ぎ、ペナンの港で働く移民労働者達へ売っていたのが発祥と言われています。
今ではレストランになってしまい、このような風景は見られませんが、食べられるご飯は今も昔も変わっていません。
店内に入ると、色んな種類のおかずやカレーが並んでいて、白いご飯に自分の好きなものを乗せてもらい、最後にお会計をするというシステムです。
白いご飯の他にハーブを一緒に炊き込んだご飯「Biriyani(ビリヤニ)」も選べます。
お店の人によって会計方法が違うためかなりアバウトな感じを受けますが、大体、数百円程度でお腹いっぱいになります。
飲み物は席に着いてからオーダーします。
手で食べる人も多く見られますが、スプーンとフォークもちゃんと用意されているので安心です。
お店のスタッフはとってもフレンドリーで、何を頼めばいいか迷っていると「これがおすすめだよ」と教えてくれたりします。
白いご飯とおかずの他に、インド系の「ロティチャナイ」や「ナン」、麺類などの一品料理も頼むことができます。
「Nasi Kandar」は中華系表記だと「経済飯(チンチーファン)」とまさに経済的な上、大体どのお店も美味しくハズレがないのでとってもおすすめです。
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