ハンガリーには古来より源泉から湧き出る温水を用いた温泉文化が根付いています。首都ブタペストには、小さいものから医療施設を備えた大きな温泉まで大小様々な100を超える入浴場があります。

今回は、ブタペスト中心部にあるプール兼温泉兼医療施設でもあるゲッレールト温泉体験を中心にお伝えします!

ブタペスト中心部には、観光客にも人気の大浴場が5施設ほどあります。市民と観光客では料金が異なり、観光客は2000〜2500円とやや高額です。

個人ロッカーであるキャビンやタオル・シャンプーなどは個々に追加料金がかかり、水着を持っていない場合は購入する必要があるため、下記のものは持参するのがオススメです。






■持ち物
・水着
・サンダル
・タオル
・シャンプー
・ビニール袋
・飲料水(ロッカーまでやや遠いので、中に持っていくとよい)

ブタペストの街が一望できる丘のふもとにあるのが、ホテルに併設されているゲッレールト温泉です。1918年に建設されたガラス天井とタイル模様が美しいアールヌーヴォー式の芸術的な内装です。

温水プールは日本人にはやや寒く感じるかもしれませんが、40度以上の熱いお風呂もあり、体の内側までしっかり温まります。






天気のよいときは野外の温泉プールもオススメです。野外温泉プールで有名なのはルカーチ温泉やセーチェニ温泉で、お風呂でチェスを楽しむ地元の人を見ることができるそうです。

今回、温泉は女性一人で訪れましたが、近年、女性が体を触られるトラブルが多発しているという記事を読み、用心して行きました。朝の8時頃に入りましたが、人はまばらで、40度の熱いお風呂には50歳くらいの男性と2人きりに。

25メートルプールくらいの大きなお風呂にもかかわらず、その男性が徐々に近づいてきて隣に座り、顔を凝視しているのがわかったのですぐに違う浴場に逃げ込みましたが、やや怖い体験でした。






できれば複数で訪れるのがよいですが、一人の場合、女性客やカップルの近くは比較的安全です。また、平日早朝は人が少ないので女性一人ではオススメしません。

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