広い土地を持つカナダだからこそ、州によって物価や税金は異なりますが、安く済ませられると思わないほうがいいです。
物を買う時には表示されている値札の料金以外にも『連邦消費税』と『州税』がプラスされて請求されますので、自分が思っていた以上にお金がかかります。
世界一住みたい街に住むためにはそれなりにお金が必要になるという事です。
やはり裕福な国では比較的犯罪が少ないのかなと思います。

基本的な部分で、何にどのくらいお金がかかるのかまとめましたので、カナダに行く際には参考にしてみてください。

■食費
ファストフード5CAドル(390円)~
中級レストラン20CAドル(1600円)~
高級レストラン40CAドル(3150円)~
多くの人種が住むカナダでは食文化も様々です。
比較的中華やアジア料理は安く食べられます。
フレンチはどこの国同様高いです。
どうしても食費を抑えたい場合は、ファストフードやチェーン店、フードコートもあるので安くて満足する料理を楽しむことが出来ます。

■交通費
地図で見る通り、カナダの土地はとても広いです。
1カ所だけの観光ならともかく、いろんな場所に行ってみたいという人には飛行機を使うことをお勧めします。
早いうえにLCCやメインのエアカナダでもキャンペーン料金を出していることがあるので、安く移動することが出来ます。
長距離鉄道のVIA鉄道は、カナダ内のほとんどの都市を結んでいますが、時間がかかるうえに料金も安くないので、長距離を寝台列車で移動したいという人以外にはあまりお勧めしません。
長距離バスは、1番安く交通費を抑えることができます。
その代わり時間はかかります。
時間に余裕があり、お金を節約したいバックパッカーには嬉しいです。

■チップ
カナダにはチップの習慣があります。
一般的には、レストランやタクシーでの清算時に10~15%渡すのがスマートです。
会計時にサービス料が含まれている場合は不要なので、レシートを確認しましょう。
他にもホテルで荷物を運んでもらったり、部屋のクリーニングをしてもらったら50セント~1CAドル(40~80円)渡します。(部屋の見えるところに置いておく)
日本と違いチップの習慣のある国では、チップも含めての収入になります。
サービスしてもらって当たり前の日本とは違いますので、「サービスしてもらった=チップを渡す」と考えるようにしましょう。


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