ブタペストに数日滞在する方に是非訪れていただきたいのが、ブタペストから北東30kmの郊外にある、美しいバロック様式のゲデレー宮殿です。

かつて、ハンガリーはオーストリア下に統治されており、オーストリア=ハンガリー帝国と呼ばれていました。ゲデレー宮殿は、その時代の皇后エリザベートが愛した離宮であり、エリザベートの愛称である「シシィ」宮殿として地元の人にも愛されています。






ブタペスト中心地からの行き方ですが、郊外へと足を延ばすにはHEV(ヘーブ)に乗りGodollo Szabadsag ter駅(終点の一つ前)で下車します。行きの電車窓からも、豊かな緑やかわいい町並み、田園風景が楽しめます。

駅を降りて徒歩数分で、可愛らしい宮殿が目に入ります。
宮殿内部はシシィのファンであれば必ず目にしたであろう、シシィの有名な自画像がたくさん飾られています(残念ながら内部は写真撮影禁止です)。






きっと、シシィを知らなかった人も思わず見とれてしまうほどの神々しい美しさに圧倒されることでしょう。シシィがこれほどまでに世界中で愛されているのは、シシィの愛らしい性格と類いまれなき美貌にあるからです。

日本でも、宝塚歌劇団によりシシィを主役とした「エリザベート」が人気演目として何度も上演されていますので、そちらも素晴らしいので機会があればご覧ください。舞台「エリザベート」を観てから訪れるとさらに感動すると思います。






宮殿の外に出ると、寝そべってゆったりするのにぴったりな芝生があり、周りは草花が丁寧に手入れされた美しい公園となっています。また、宮殿にはカフェがあり、庭園を見ながら優雅にお茶ができるのでオススメです。


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