郷土料理 地鍋鶏（ディーグオジー）を食べてみた【中国】

中国の江蘇省北部から山東省の南の地区で生まれたというのが地鍋鶏（ディーグオジー）という郷土料理です。

漁民がひとつの鍋だけで調理をしたのがこの料理のはじまりだといわれています。現在中国では様々な場所で地鍋鶏（ディーグオジー）が食べられるレストランがありますので、気軽に食べることができます。






地鍋鶏（ディーグオジー）の特徴は一席づつ大きな鍋が用意されてあり、まずは円柱形の蓋をしてから店員が鶏肉を炒めてくれます。

お店によっても違いがありますが、鶏肉とともに鶏モツなども一緒に炒め、火が通ったらスープを入れてさらに煮込んでいきます。そして最大の特徴といえるのが、鍋の側面に餅（ビン）といわれる小麦などを水で練って円盤状にしたものを貼り付ける点でしょう。






最初は煮込んだ鶏肉を食べ、後から野菜などを入れて火鍋のようなイメージで食べるのですが、鍋の側面に付いた餅（ビン）も香ばしく味も見た目も満足できる料理になっています。