ニューヨークのセントラルパークでは、毎年夏になると無料で鑑賞できる「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」やABCテレビ局が主催する朝のコンサートを始め、いろいろなイベントが楽しめます。でも、夏のイベントはセントラルパークだけではありません! 夏にはあらゆる公園で何かしらのイベントがあるんです!
1番ポピュラーなのは野外コンサートで、田舎の小さな公園でも毎週コンサートが開催されます。アメリカはサマータイムの導入で9時ごろまで明るいので、夕方に開催される場合が多いです。
もちろん田舎なのでメジャーな歌手やグループが来ることはありませんが、よくあるのは地元の歌手やバンドの演奏です。コンサートといっても熱狂的なものではなく、「夕方の涼しい時に音楽でも楽しもう」といったスタンスで開催されるので、みんな公園に折り畳み式チェアを持参してのんびりと音楽を聴いています。
こういったコンサートの長所は、好きな時に来て音楽を楽しんで、好きな時に帰ってもいいところです。野外なので子供連れでも周りを気にする必要はありません。特にチケットが配られることもなく、夕食後の団らんを公園で過ごす、といった雰囲気なのです。
門限や保護者同伴などのルールが厳しいアメリカでも、この夏のコンサートでは大人がコンサートを楽しんでいる傍らで子供たちが夜遅くまで友達と走り回っている姿が見られ、何とも微笑ましい様子です。
ニューヨークのセントラルパークやブライアントパークの規模だと、なかなかのんびりコンサートを楽しむという雰囲気ではありませんが、ちょっと離れた郊外ではジャズコンサートなども多く開かれています。
各町のコミュニティパークHPを調べてみると、いろいろ情報が載っています。夏にアメリカを訪れる機会があれば、ぜひ公園でのコンサートを楽しんでみてください!
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