ミラノのシンボルといえば、尖塔が目立つゴシック様式のドゥオモです。
14世紀から建設が始まり、改築増築を経て完成したのは1932年。
すぐ横には高級イタリアンブランドが軒を連ねるヴィットリオ・エマヌエーレ二世のガレリアがある、まさにミラノの中心的存在です。




ドゥオモに入るには入場料を払う必要があり、さらに尖塔が目立つ屋根まで上るには追加料金がかかります。
エレベーターと徒歩、いずれかを選んで上ってみれば、ミラノの街並みが一望できるだけではなく、ゴシック建築の粋ともいうべきドゥオモの壮大さを実感できます。




もちろん、ドゥオモ内部も一見の価値あり。
高い天井と太い柱によって構成される大聖堂の内部、ミサで流れるラテン語の頌歌もよく響き厳かな雰囲気にあふれています。
ドゥオモの地下にはキリスト教初期の聖堂跡が残り、さながら博物館の趣があります。




イタリアの経済の中心としてのミラノだけではなく、レオナルド・ダ・ヴィンチ等の芸術家が活躍した文化の街のシンボルとして、ドゥオモは数世紀の歴史を刻みつづけているのです。

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