中国には55もの少数民族が存在します。
雲南省の付近にもたくさんの少数民族が生活しているのですが、竹が豊富なこの地域ならではの料理として竹筒飯があります。

日本でもバーベキューなどで竹筒のなかに精米と水をいれてご飯を炊いたりすることがありますが、この竹筒飯の場合には肉や野菜などを一緒にいれて、炊き込みご飯のような形で食べることができます。

本格的な竹筒飯の場合にはなかに鹿肉やウサギ肉、イノシシ肉などを入れますが、一般的なお店で食べるようなものであれば、鶏肉や豚肉などが入っている場合がほとんどでしょう。

また調理方法に関しても、本格的なものは竹をそのまま火に焼べて調理を行なうのですが、レストランなどでは竹筒にいれて温めるだけというものがほとんどです。
それでも竹の香りがご飯やオカズにしっかりついているので、十分おいしく食べることができるでしょう。
竹筒飯は中国のなかでも南方でしかなかなか見る機会はありませんが、食べる機会があればぜひチャレンジしてみてください。


Copyright(C) wowneta.jp