フランスの学校は日本と比べると長期休暇がとても多いです。
休暇が終わってもすぐに次の休暇がやってくるので、また休暇なの!?と、毎回思ってしまうほどです。
フランスの子どもたちのカレンダーはこんな感じです。
【新学期開始】9月第一木曜
【トゥーサン休暇】10月の終わりから約2週間
【クリスマス休暇】12月後半から1月3日まで、約2週間
【冬休み】2月から3月にかけて2周間(地域によって時期に差があります。)
【春休み】4月から5月にかけて2週間(地域によって時期に差があります。)
【夏休み】7月初旬から新学期開始まで約2ヶ月
なんと長期休暇が5回もあるんです。しかも夏休みは2ヶ月という長さ。
トゥーサン休暇とは、フランスの祝日「諸聖人の日」に合わせた休暇です。季節的に秋休みといったところでしょうか。春・夏・秋・冬と休みがある上にクリスマス休暇があるので、前の休暇から2ヶ月もたたないうちに次の休暇がやってきます。
日本の子どもたちからしたら夢のようなカレンダーですね。親からすると大変な面も多いだろうと思いますが、フランスでは子供の休暇期間には親も休暇を取りやすい雰囲気があります。
日本人は勤勉でよく働くと言われますが、義務教育のカレンダーを比べると、日本人が勤勉で休みを取るのに罪悪感を感じる人が多いのも当然かもしれないと思ってしまいます。
文化の違いや教育制度の違いはあるものの、やはり羨ましいと思わずにはいられない、フランスの子供の休暇制度でした。
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