マレーシアの都市、ペナンのご当地麺「ペナンラクサ」をご紹介します。
別名「アッサムラクサ」とも呼ばれています。
マレー語で「アッサム=酸っぱい」という意味です。
日本人が好むカレー系ではなく、サバやアジなどの青魚で出汁を取ったスープに、唐辛子で辛さ、タマリンドで酸っぱさが加えられています。
そして「オタウダン」と呼ばれる真っ黒な海老ペーストを加えながらいただきます。
このペーストが強烈に匂いを発します。
お店の数十メートル手前から、その辺り一体にアッサムラクサの匂いが広がっているので「あ、お店があるな」とすぐにわかります。
麺は半透明の太めの丸い米麺で、ツルツル滑るので、プラスチックの箸で食べるのには集中力が必要です。
スープも魚のほぐし身が沢山入っていてドロッとしており、レンゲが欠かせません。
トッピングも変わっていて、パイナップル、きゅうりなどの野菜の千切り、ミント、唐辛子などで、先に全部混ぜてから食べます。
苦手な人はショッピングモールで匂いを嗅ぐのも嫌、好きな人は1日3食アッサムラクサでもいいというぐらい、好き嫌いがハッキリわかれるメニューです。
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