ニュージーランドには、親たち主体の協同保育を支援する組織プレイセンターがあります。
その歴史は1941年に3人の母親によって、出征する夫を持つ母親の子育てを支援する場を作ろうということで発足され、70年以上の歴史があります。
現在ニュージーランドでは450箇所を超えるプレイセンターが親たちによって運営され、地域の幼児教育にとって大きな役割を果たしているのです。
親たちにはそれぞれの役割が与えられますが、子供たちは週に3度無料でプレイセンターで遊ぶことができます。
慣れると、親がその場に一緒にいなくても、子供たちを係りの親にまかせることも週に1度以上できるため、まさに親たちがつくりあげる保育の現場ということになります。
ニュージーランドでは、プレイセンター以外でもプレイグループ・コーヒーグループなど教会が主催して子供の遊び場を提供したり、親たちがつくりあげる幼児教育の場が多々あります。
ここ近年は、日本にもニュージーランドからプレイセンターが紹介され、新たな幼児教育の選択として広まりつつあるようです。
プレイセンターは、ユニークな幼児教育の現場であり、親にとっても子供にとっても成長できる場所と言えるでしょう。
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