数えきれない程の種類があるフランスワイン。
1つのカテゴリーでこれほど価格の違いがる製品は少ないのではないでしょうか。
製法やイメージ等で伝統を守り続ける面がある一方で、新しい技術を取り入れたり、流行りがあったりとワインの世界は相変わらず動き続けています。




 そんなワインのイベント、村の蔵解放のようなお祭りなら雰囲気だけを見にいく散歩目的で楽しむこともできますが、テイスティングが目的でイベントに参加するのであれば、やはり料金は気になるところ。

 が、幸いなことにまだ良心的な料金でワインが味わえ、生産者と会話ができるイベントはたくさんあります。
その1つが「自然派ワインとシードルの作り手が集まる「Brut(es)」(ブリュット)。
2021年11月はフランスの東、グランテスト地方のミュルーズで開催され、テイスティング用グラスが付いて入場料は10€(1400円)でした。
あくまで「テイステイング」の為、グラスに注がれる量は勿論味が判断できる程度ですが、味を覚えておくのに苦労する生産者数でした。
出店(でみせ)のタルトフランベや牡蠣の売れ行きは大盛況、気に入ったワインをケース買いするビジターが多く見られたのも頷けます。




 願わくば、あまりの盛況ぶりで有名になりすぎ、入場料やワインの値段が高騰する事態にはなってほしくない…と考えるのはビジター側のエゴでしょうか。


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