南半球の赤道近くに位置するバリ島は、常夏の島ではあるけれどそれなりに季節があります。
たとえば日本が猛暑を迎える夏のころ、バリ島はさわやかで涼しい「乾季」に入っています。
日中の日差しは相変わらず強いですが、朝夕はさわやかな風が吹き、木陰などは心地よくて過ごしやすく快適です。




海水温も変わります。
お正月ごろの「雨季」は気温が最も高く、海水はまるで温水プールのようにあたたかくなります。
「乾季」は、空気も海水温も下がります。
それでも昼間の太陽の日差しで海水があたたまり、夕方には海水浴が気持ちよく感じられるくらいになります。




一年を通じて、午後から夕方にさしかかる時間帯は、太陽が少し傾き日差しが和らぎます。
ローカルも外国人も夕方のビーチ遊びが大好き。
家族連れも多く遊びにやってきます。
一日でいちばんビーチが賑わう時間かもしれません。

遊んでいるうちに、太陽が水平線の向こうに沈んでいきます。
刻々と変わる空や海の色の美しさは毎日眺めても飽きることがありません。




バリ島には一度は見ておきたい観光スポットがたくさんあるから、短期で来られる日本の方は連日あちこち観光して歩かれることが多いのですが、スケジュールを少しゆるく設定して、のんびりと、こんな過ごし方もおすすめです。
何もない、ただ沈む夕陽を眺める時間が脳裏に焼き付いて、思い出すたびに心身が癒される一生忘れられない景色になるかもしれません。
屋台のとうもろこしも美味しいですよ。


Copyright(C) wowneta.jp