タイでは、施設の入場料がタイ人向け価格と外国人価格の2種類設定されているところがあります。
代表的な場所では、観光客が多く訪れるバンコクの寺院ワットプラケオです。
外国人は500バーツ(約1,900円)、タイ人は無料です。
お寺のほかに、遺跡や国立公園、遊園地などの観光スポットも外国人価格がある場合があります。
価格差はまちまちですが、2倍~5倍ぐらいが多いように思います。
ここで興味深いのが、たいてい外国人価格はアラビア数字、タイ人価格はタイ文字で書かれていること。
日本でいうと、「Foreigner \500、日本人 百円」と書かれているようなイメージです。
これは外国人がタイ人価格を見て気を悪くしないようにという気遣いなのか、何か後ろめたさがあるためなのかは不明です。
ただし外国人であってもタイ語が話せる場合や、タイで働いていて労働許可証を見せた場合、タイ人価格で入れることもあります。
しかしそれもその時に対応する職員次第。
そのあたりのゆるさがタイらしいところではあります。
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