空もすっかり高くなって秋ですね。ちまたでは秋らしい食べ物が出始めました。

インドでも冬にイチゴがでるなどだいぶ輸送が安定してきましたが、それでもまだまだその季節でしか味わえない旬の美味しさがあります。いくつかご紹介しましょう。

「梨」
丸い梨ではなく、へたの部分がポコっと飛び出たいわゆる「西洋なし」が主流です。大きさは日本の3分の2くらい。大きくはないですが優しい甘さとお手頃サイズでついついたくさん食べてしまいます。

「柿」
ヒンディ語で「ジャーパニーファル(日本のくだもの)」と呼びます。どうやら近代に入ってから日本の苗木が持ち込まれ、種として栽培が定着したらしいです。期間限定の今だけの味で、美味しいです。

「栗」
栗も出ます。北部や北西部で作られていて、はるばるデリーへ運ばれて来ています。どうやらこれさえもカレーに入れているらしいのです。恐るべしインド人。
在留邦人はゆでて皮を剥いて美味しくいただいています。

「シンガラ」
蓮の実です。北国出身の私は食べた事がなかったのですが、関東〜関西の人は知ってるようですね。菱形のカラを外すと中から白い果肉が出てきます。ポクポクとした独特の食感と儚げな甘さが特徴。そのままでも美味しいのですが、ゆでたり焼いたりして火を通すともっとほっくりして栗みたいな味わいが楽しめます。

「シンガラご飯」が美味しい!シンガラが出始めると「あぁ、秋だなぁ」といった感慨が押し寄せます。

Copyright(C) wowneta.jp