今日のおやつは何にしようかな、とスーパーマーケットに買い物に来ると、売り場のカテゴリーを理解せずに探すと時間がかかります。
塩味な気分だからポテトチップスにしよう、と決めて「お菓子」売り場に行くと見つからないことがあります。
何故ならポテトチップスや塩味のスナック類は「お菓子」のカテゴリーではなく、アペリティフのお供、つまり「お酒のおつまみ」ということで、酒類コーナーの隣にあることが多いのです。
フランスでおやつというのはつまり甘い物、というのが基本観念なのでしょう。
そしてヨーグルトを見つけ、どれを買うかを決めるのに時間がかかった、という経験はフランスでの買い物初心者の方に多いはずです。
その一番の原因は乳製品の豊富さ、でしょう。
乳製品のコーナーにはチーズ、プリン等のデザート、要冷蔵の牛乳、そしてヨーグルト等があります。
そのうちヨーグルトと一番紛らわしいのが「チーズ」のカテゴリーに入っている製品なのです。
フランスでは通常のスーパーマーケットでもハードタイプからフレッシュタイプまで実に様々なチーズの種類がありますが、中でもヨーグルトにそっくりなのが「フロマージュ・ブラン」(fromage blanc)。
これは訳すと「白いチーズ」という意味なのですが、見た目は正に水切りヨーグルトです。
ヨーグルトとは製法が違い、酸味も少ないですが、「ヨーグルトでなくてもとりあえず何かそれっぽいものが食べられれば良い」という方は悩まずどちらか見つかった方を籠に入れ、お買い物を続けてください。
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