パリには広い公園がいくつもあり、特に夏の間はピクニックしたり日光浴したりする人でにぎわいます。フランスの公園や広場は、開園時間が決まっており夜になると門が閉まるため入れなくなる点が日本と大きく違います。
しかし、記録的に暑い日が続く今年は、パリ市内の14の公園で例外的に夜24時まで開園時間が延長されることが決まりました。猛暑日には、さらに6つの公園がそのリストに加わります。
開園時間が延長されるのは次の公園・広場です。
ヴォージュ広場(Square Louis XIII)(23時15分まで)
ガストン モネルヴィル遊歩道(Esplanade Gaston Monnerville)
ブシコー広場(Square Boucicaut)
ヴィルマン庭園(Jardin Villemin)
エミール コール広場(Square Emile Cohl)
ジョルジュ メリエス広場(Square Georges Méliès)
ルイイ ポール ペルナン庭園(Jardin de Reuilly - Paul Pernin)
フェドリカ モンスニー庭園(Jardin Federica Montseny)
モンスリー公園(Parc Montsouris)
フェルディナン ブリュノ広場(Square Ferdinand Bruno)
サント ペリーヌ公園(Parc Sainte-Périne)
ルイーズ ミシェル広場(Square Louise Michel)
ビュット ショーモン公園(Parc des Buttes-Chaumont)
オレリー サレル軍曹広場(Square du Sergent Aurélie Salel)
ヴォージュ広場のみ23時15分までですが、そのほかの公園は夜24時まで開いています。
以下のリストは、猛暑日にのみ開園時間が夜24時まで延長される公園・広場です。
モンソー公園(Parc Monceau)
マルセル パニョル広場(Square Marcel Pagnol)
モントロン広場(Square Montholon)
ジョルジュ ブラッサンス公園(Parc Georges Brassens)
アンドレ シトロエン公園(Parc André Citroën)
クリシー バティニョル公園(Parc Clichy Batignolle - Martin Luther King)
基本的にパリは夏でも日本ほど気温が上がらないため、ほとんどの家庭でエアコンなどを備えていません。しかし今年はこれまでに例がないほど暑い日が多く、エアコンや扇風機なしでは室内で過ごすのが厳しい日が続いています。そんな状況なので、夜でも公園で夜風に当たってゆっくり過ごせるのは助かります。
開園時間の延長は9月4日までです。この機会に夜の公園を満喫しつつ涼しい夜を過ごしたいですね。
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