イギリスの秋は夏と同様に短く、あっという間に冬になってしまう感じですが、真冬に突入する前の秋の期間、紅葉が綺麗な時期に、コンカーという木の実がどこでもたくさん落ちているのを見かけると思います。
「つちの実」というらしく、毒性があるということで食べることはできません。




一見栗のように見えるのですが、栗のようにからのトゲが激しくなく、さわっても痛くはありません。
つやつやしていて、小さな子供たちはついたくさん集めたくなるのか、一生懸命拾っています。
小学生になるとよく学校でコンカーコンペティションと言ってコンカーに穴を開けて紐を通し、ぶつけて砕けたほうが負け、という昔ながらの遊びがあります。
コンカーコンペティションに出場する子にとっては、強いコンカー選びにもいろいろコツがあるようです。




うちの子供たちもコンカーを拾ってきては放置してまた拾ってくる。ということで秋はコンカーだらけになっていましたが、食べられるわけでもなく、結局庭に捨てる、という感じです。
油断すると学校のカバンの中に干からびたコンカーが入ったままになっていたり、ポケットからもコンカーが出てきたりします。


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