ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地方の街ディジョン。
この街の観光案内をもらうとどこかで必ずフクロウ(Chouette シュエット)のイラストが見つかります。
観光スポットの地面に数字と共に描かれていて、観光案内のパンフレットの案内文と照らし合わせられるようになっているのです。
このフクロウのモデルはノートルダム教会の裏手にあり、心臓がある方の手で触りながら願い事をすると叶うかも、という噂です。
そのフクロウと並んで親しまれているのが「ポンポンの像」ことシロクマの像です。
「ポンポン」というのはシロクマの名前ではなく、フランソワ・ポンポンというこのシロクマを製作したブルゴーニュ生まれの彫刻家の名前です。
彼は多くの動物の彫刻を製作しており、パリのオルセー美術館にその愛らしい作品たちが展示されています。
また「ポンポンの像」が立つダルシースクエアはジャズフェスティバル等無料のイベントも季節ごとに開催されているディジョン市民の憩いの場でもあります。
さて観光客の子供はシロクマの背中にのって写真におさまることが多いので、シロクマだけを撮りたいならしばしお待ちを。
このディジョンのシロクマ像、しばらく前から夜間にライトアップされるようになりました。
昼間は白、夜は静かにゆっくりと七色に変わる姿もまたディジョンのキャラクターとして相応しい風景です。
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